伊達政宗の派遣した、慶長遣欧使節。
彼らが乗ったサン・ファン・バウティスタ号の
復元船が、長い間、石巻の名物でした。
東日本大震災の津波で破壊されたが
船体はかろうじて、つなぎ止められました。
3年後には、解体が決まっているそうです。
館長さんにお目にかかることができました。
「一方的に押しつけることはしたくない。
ここらの人々と、ゆっくり、ゆっくり、進んでいきたい。まだ、ね‥」
「どうぞ自由に、面白いと思うところを講談で
存分に語ってください」
かえって励まして頂きました。
仙台と石巻の、津波の被災地域に行きました。
6年半経っても、爪痕が沢山遺っています。
海の近く、波の来たところは、集落が消滅。
何もない。そこかしこで土木工事。
復興トラックがビュンビュン通る。
少し街寄りになると、新築の家が並ぶ。
一見するとキレイな街並みだが、波に流された後に
建てられたから、みんな新築。
沿岸部では無いが、波に襲われた地域も多い。
「まさかここまで来るとは」。海から4キロ。海も見えない地域では、日頃の備えが無かった。
街のあちこち、ここの地点まで波が来ました、
ということが新しい看板で示されている。
新築マンションには、津波の時には誰でも逃げ込めるように、大きな非常案内板が取り付けられている。
案内してくださいました
仙台のMさん、本当にありがとうございました。
posted by kinkan at 01:22
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日記
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