琴柑が、勢いよく高座に上がった瞬間
ビリビリッ
(袖が、高座に出るところの柱に
引っ掛かったッ)
ひぃヽ(ヽ゜ロ゜)
(と、驚きつつ、勢いのまま、前進ッ)
ビリビリビリビリッ
(さらに深傷を負う)
肩口の糸がほつれて、びろーんと
袖がとれかかり、
肩に穴があきました
楽屋から、
「とにかく戻れ、もどれ」
いったん引っ込んだけれど、成すすべなく、
皆で、破れたとこ確認しただけ。
貞橘兄さん
「……仕方ない。高座、行ってこい行ってこい」
神田すずさん
「姉さん、セクシー、セクシー」
(もはや、気が動転して、慰めも意味不明)
もう、お客様と、ただただ爆笑ヾ(≧∀≦*)ノ〃
いっそ、
「お富与三郎」の木更津の場面の、
お富が
「袖」だけ残して海へ飛び込むとこを
やってもよかったかもー。
降りてから、
すずさんが縫ってくれて、
夜の高座では着物を褒められたくらい、
ばっちり再生しました
合わせた黒い夏帯は、頂きものの付け帯です